夢は自分の無意識からのメッセージ?!

 前回、お伝えできなかった、眠る際に見る「夢」についてお話ししようと思います。

 

この夢、見る人と見ない人がいると思います。

正確には、見ないのではなく、見ているけど覚えていない、ということだそうです。

 

人は一晩の眠りの中で、4~5回の夢を見ているといわれ、その間に、その日の記憶や経験を過去の記憶と照らし合わせて、要るものと要らないものに整理していきます。

 

それは潜在意識とも呼ばれる無意識の中で行われており、例えば、「一晩寝れば嫌なことを忘れられる」という人は、実は潜在意識で嫌なことや感情を昇華することができるため、心理学的にみるととても優秀な人なのです。

 

この夢、潜在意識により見るもので、自分の願望や不安といったものがメッセージとして含まれていることも多いそうです。

 

また、この夢からのメッセージは、私たちの気にしている問題の解答や必要と思われる情報を絶妙のタイミングで伝える、というシンクロニシティが発生させている、とも言われています。

 

ここにもシンクロニシティが関係してくるのですね。 

 

シンクロニシティは前回お話しした、「意味のある偶然」であり、この世界には、意味のある偶然の一致が普遍的に存在する、といわれているものです。

 

そのシンクロニシティにより、私たちは、気にしている問題の解答や必要と思われる情報を、実は夢から得ているそうです。

その夢は、シンボルに満ちあふれ、創造性や独創性にあふれているため、その解釈はとても難しい、ともいわれています。

 

その夢の解釈ができたら、素晴らしいと思いませんか?!

 

そのためには先入観を持たず、その夢の構造やメカニズムを理解することが必要だそうです。

夢の中では、そこで語られた言葉や物語をどうしても重要視しがちになってしまうそうですが、それよりも、シンボルやその象徴とするモノに焦点を当てるべきだそうです。

 

このシンボルやその象徴とするモノが夢に間接的にかつ抽象的に現れる、その夢の読解はどうしたらできるのか、 まずは、自分ができることとして、起床後に夢の内容を書き留めるような、夢日記を作成しようと思います。