「マインドフルネス」
どこかで聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
最新の脳科学で、「ストレス軽減」「集中力アップ」「自律神経回復」などの効果が実証され、アメリカではグーグルをはじめフェイスブックやインテル、マッキンゼーといった企業のほか、政府機関の研修でもマインドフルネスは取り入れられています。
特に、グーグル社内では、SIY(Serch inside Yourself)と名付けられ、最新の脳科学に基づいて開発されたリーダーシップ・パフォーマンス向上のプログラムとして活用されています。
この、SIY(Serch inside Yourself)のプログラムの中から、マインドフルネス瞑想と呼ばれる、注意力を養うトレーニングをはじめ、今日から、あわせて5つの大きな手法を紹介していこうと思います。
【マインドフルネス瞑想】
マインドフルネス瞑想は、今おこなっている呼吸に注意を向け続けることによって、注意力を養うトレーニングです。
今の呼吸に注意を向けることで、過去や未来への不安や恐れ、余計な考え事や雑念を軽減し、クリアな頭・心を実現していきます。
①呼吸に注意を向ける
②注意がそれる。雑念がわく
③注意がそれたことに気づく
④雑念を手放す
①~④のプロセスを実践し、雑念を手放した後には、再び①の呼吸に注意を向けるプロセスのサイクルをたどります。
この瞑想では、自分を客観的に観察し、自分の注意がどこに向かっているかを観察することが重要です。
また、集中を継続するコツとしては「好奇心」を持ちましょう。自分の呼吸による空気の流れや胸・お腹が膨らんでいく動きなど、高い関心や興味をもって観察してみることが大切です。
この①~④のプロセスを自分のペースで繰り返します。
目を開けたあとは、少しの間、何も話さず、いま自分の身体が感じている感覚を味わってみましょう。
今のマインドフルネス瞑想はどのような経験だったのか、1分ほど自分の中で振り返ることができたらよいでしょう。
いかがでしたか?
まだ私も、マインドフルネス瞑想の初心者のため、雑念を手放す、という感覚をつかむのがなかなかできなくて困っています。
とにかく実践あるのみ。
日々、挑戦していきます。
参考文献
方喰正彰(2017)「マンガでわかるグーグルのマインドフルネス革命」サンガ.