誰にでも「どうしても好きになれない人」がいると思います。
「あの人、なんか苦手なんだよね」
「どーもあの人とはうまくやっていけないんだよね」
自分の心は正直です。
実際、ストレスの大半は人間関係の中から生まれます。
そこで、嫌悪、ねたみ、怒りといったネガティブな感情を減らし、他人に対する愛情・慈しみを内面に育てる方法で、脳に疲れが溜まりづらい状態、ストレスを作りにくい状態を作ってみましょう。
《メッタの3つのステップ》
① 通常のマインドフルネス呼吸法を10分続ける
② 自分が慈しみたい人を心にイメージし、それによって起こる身体の感覚や感情の変化に注意を向ける
③その人に向けて、次のようなフレーズを心の中で唱える
♪ あなたがさまざまな危険から安全でありますように
♪ あなたが幸せで心安らかでありますように
♪ あなたが健康でありますように
この、メッタには以下のような効果があります。
・ネガティブではなく、ポジティブな感情を自分の中に育てる
・慈愛、人に対する愛情と慈しみを内面に育てる
・脳の疲れを解消する、「前向きな感情」を育てる
・ネガティブな感情を打ち消し、不眠やストレスを改善する
・脳疲労の原因であるDMNの過剰活動を抑える
特に自分が苦手にしている人との付き合いが、少しでも楽になるのであれば、やってみる価値ありですね。
それでいて、ストレスが減るなんて♪
レッツトライ!
参考文献
久賀谷亮(2016)「最高の休息法」.ダイヤモンド社