いつ、どうすれば、人生は満たされていると感じられるのか

 

なぜ、この世に生を受け、なぜ、子の両親のもとに生まれたのか

 

私は小学校の高学年から漠然と疑問に持ち、漠然と頭の片隅で考えるようになっていた。

高校になってもその疑問は消えず、新たな疑問もわいてきた。

 

自分のやるべきことは何か

自分の使命は何なのか

自分の天職は何なのか 

 

生まれてきたからこそ、何か使命があるのでは、と。

何か天職があるのでは、と。

 

時がたつにつれて、日々の忙しさに流されて、自分の使命や天職については考えることが少なくなった。

 

大学へ進学した。

親も何も言わずに自由にさせてくれた。

企業へ就職した。

もんもんとする時はあるものの、仕事を10年ほど続けた。

でも、この仕事が自分にあっているとは思えなかった。

 

結婚した。

子どもが欲しかったから。

Uターンした。

両親のことを考えて、旦那さんに転職してもらった。

子どもが3人に増えた。

 

それでも使命や天職は分からないまま。

むなしくさえ感じる毎日。

 

年齢を重ねれば、時がたてば私の疑問も解決されるのではないか、とも考えていたが、なかなか解決されない。

 

 

 

自分のこどもたちも、きっと、同じような問いに出会うだろう。

その時、小学生なのか中学生なのか分からないけれど、あの、もんもんとした気持ちが少しでも軽くなるようにはできないだろうか。

そんな問いを受け止める学問もある。心理学や哲学だ。

学問にさえなっていること、これも知ってほしい。

そして、その気持ちを受け止められるような、共感できるような本があれば、と思う。

 

そんな本はあるのか。

ないなら自分が作りたい。

 

漠然としてるけど、自分の子供たちが自問する暗黒の世界に長くとどまらず、自問しながらも先のことに目を向けられるようにしたい。