2才児の初めての花火の惨劇
夏休みに入り、一番下の2才の子が花火でやけどをしてしまいました。
それは初めての花火。
花火って過包装ですよね…
その花火の包装を一生懸命はがしている間に、自分も皆と同じように花火をしようと思ったようで、花火をもって火の元へ。
皆のまねをして花火を火へ近づけようとしたけど、どうしたことか反対の花火を持っていない手を出してしまい、他の子の花火が当たってしまったんだと。
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
目を離した私も悪かったけど、どーして花火を持っていない手を火元に出すのか…
経験値がないことから起こってしまった事故か。
母へこみます。
(火傷から48時間後)
旅行に必ず持参するもの それは、キズパワーパッド!
旅行へ行くと普段しないことをするため、かなりの確率で誰かがケガをすることが分かった今日この頃。
日々学んでいます。
そこで、ここ数年は大小さまざまなキズパワーパッドを持っていくようにしています。
|
特に、手指のケガをこの夏や去年の夏、私や子どもたちがしたので指専用のキズパワーパッドは大活躍です!
|
キズパワーパッド、価格が高いですよねー
1枚100円以上はするんです。
でもお値段以上の効果はありますよ!
傷口を水ですすいで、キズパワーパッドをはるだけで、傷口は水などであまりしみないし、浸出液が出てくるのでかさぶたにもなりにくくかゆみも少ないんです!
ちなみに写真に写っているのは、きずパワーパットより薄い素材で比較的に安価なので頻繁に交換できるフィルムタイプのテープです。
|
また、こちらの商品は包帯タイプの素材なので、比較的広い部位に使えるようです!
|
キズパワーパッドをはじめとする湿潤療法とは
私も ≪傷≫ といえば、消毒して、ガーゼをはって、傷口を乾燥させて直すのが正論だと思っていた一人です。
しかし、今では家庭でもできる「湿潤療法」という新しい治療方法があるんです!
https://ssl.xaas3.jp/s2494694.xaas3.jp/pdf/shitsujunchiryou.pdf
【家庭でできる湿潤療法】
必要なもの
- 水道水
- 食品包装用ラップ(できればポリエチレン製の柔らかいものがよい。以下,ラップと略す)
- 白色ワセリンかプラスチベース(どちらも薬局で売られている安価な軟膏です)
- 絆創膏(薬局で買おう。水分を通すタイプならなお良い)
- 包帯(薬局で買おう)
- タオルかガーゼ(滅菌ガーゼでないもの)
絶対に必要ないもの,絶対に使ってはいけないもの
- 消毒薬(マキロン,イソジン,オキシドール,赤チン,ヨーチンなど)
- 傷を乾かす粉末剤(キズドライ,キズアワワなど)
- 消毒薬の入っている軟膏,クリーム基剤の軟膏(オロナインH軟膏など)
実際の手順は次のようになります。
- 出血している場合は傷口を直接押さえて圧迫止血。決して心臓に近いところを縛ってはいけない。市販のアルギン酸があると便利だぞ。
- 傷周囲の汚れ(泥や砂)は水道水で湿らせたガーゼなどで拭いて落とす。しつこいようだが,汚れている傷であっても消毒は厳禁!
- 傷口の中に砂や泥が入っていなければ,傷の中は無理に洗わなくてもよい。もしもこれらが入っていたら,我慢して洗って落とそうね。
- ラップを傷よりやや大きめに切り,白色ワセリン(あるいはプラスチベース)があったらそれを「ラップに」塗り,ワセリンの付いた面を傷に当てる。
ラップだけでもいいが,ワセリンを塗ってからあてた方が痛みがすぐになくなる。- ラップの周囲を絆創膏で固定。割に適当な張り方でよい(浸出液が漏れ出る程度でよい)。
- 傷が浅かったら,その上を直接包帯で巻く。傷が深そうだったら浸出液が多いので,それを吸い取るためにガーゼかタオルをあて,その上から包帯を巻く。
- 暑い時期では1日に2回以上取り替える(取り替えないとアセモができる)。寒い時期では1日に1回の交換でよい。取り替える際には創周囲の皮膚を十分に洗って,汗や垢を落とす。ワセリンをきれいに落とす方法はこちらをご覧下さい。
- 痛くなければ,浴槽での入浴は可能です。痛かったらシャワーで適当に流す程度でいいよ。
- 交換の頻度は暑い時期なら1日に2~3度,寒い時期なら1日に1度でよい。「ぬるぬるして気持ち悪くなったら交換」という程度でいいと思う。暑い時期に張りっぱなしにするとアセモができるからだ。アセモができたら,これらの病院を受診し,登録されている医師を個人指名しよう。
- 洗う際は,創周囲の皮膚の汚れを落としたほうが気持ちいいので,石鹸をつけてもよい。創面には界面活性剤(石鹸やシャンプー)は本来はあまりよくないので,創面にこれらが付いたら十分に洗い流そう。
- 治療は上皮化が完了したら終了。具体的には「ピンクでツルツルぴかぴかの赤ちゃんみたいな皮膚」になり,浸出液が出なくなれば上皮化終了で,それ以上はラップを張る必要はない。
- 擦りむき傷のように広い面の傷の場合,上皮化完了後は3ヶ月程度,直射日光を避けたほうがよい。遮光の手段は何でもよく,市販の日焼け止めクリーム,色の付いた絆創膏や光を通さないテープ(絆創膏まけを起こさなければ何を使ってもよい)など,物理的に光を通さず,皮膚に悪影響が無ければ何を利用しても良い。
腹部や胸部など,普段露出しない場所だったら,特に気にする必要はないだろう。
母、やっぱり心配で皮膚科を受診するも、無念な結果に
2才児がやけどをしたのが金曜日の夜。
翌週の月曜日になり、やっぱりやけどの具合が心配で、湿潤療法をやりつつも皮膚科を受診しました。
若いお医者さんには湿潤療法をしてきたことを伝え、これからもしたいことも伝えたのですが…
処置&処方されたのは、従来通りの
消毒 → フィブライトスプレー → 消毒軟膏 → ガーゼ
方法でしたΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
フィブライトスプレー、調べてみると傷に噴射するとものすごく激痛を伴うそうです。
しかも、調べてみると…
主成分:トラフェルミン(遺伝子組換え)
よく理解できないけど、遺伝子組み換えの薬って考えるだけでも塗布できない…
理解したいけど、説明書を読んでも理解できず…
お医者さんには湿潤療法をしたい旨を伝えたはずが、消毒はされるはガーゼで手当てされるはで、自分が望んだ手当をしてもらえませんでした。
2才児の火傷のその後は…?!
さて、2歳児ですが、火傷の場所には新しいかわがはり、2週間もすればフィルムをはらなくても済むようになりましたー!
よかった。
ただただ、普段保育園へ通っているので、やっぱりフィルムがとれてしまったり、日焼け止めが取れてしまったりで、少し跡になってしまいました( ;∀;)
(火傷から1か月後)
ごめんよ、息子
でも、母は頑張ったんだよぉ